みちゅの日々の奮闘

わたしの記録。経験がちょっとだけでも人助けになればいいな。

夫との馴れ初めのはなし

ちょくちょく登場する夫のお話。

見た目はちょっと老けてるけど、私より8歳年下です。外面は落ち着いているしクールっぽく振る舞っていますが、私の前だとずーっと喋ってひっついてくる甘えん坊です。

愛称はよく寝て家事もほぼしないぐーたらなので、ぐーちゃんです。笑

 

ぐーちゃんとはコロナが流行り出した年の10月31日、仕事の関係で出会いました。私が会社の方針で夫の会社の一部のスペースを借りて仕事をするっていう、なんかよくわからない出会い方。

 

ちなみに仕事は、夫はお客さんの商品を預かって管理・物流する仕事、私は自社商品を管理・物流する仕事です。なので、私の会社の商品を夫の会社で物流してもらうって感じです。

正社員は男性が多い職場です。

ちなみに夫も私もフォークリフトの運転ができます!夫は運転上手ですけど、私は何回か柱や壁に当たったことがあります。笑

 

当時私にはマッチングアプリで出会った彼氏がいましたが、慣れない場所で仕事をするに当たって、男性ばかりの職場で心細く、協力してくれそうな人にはいい顔をして、食事とか誘われたら断れませんでした。そんな感じなので、ぐーちゃんに引っかかりました。笑

 

出会った頃、ぐーちゃんは私の仕事にも協力してくれてすごく優しくしてくれました。(最初は優しかったのにってよくあるやつ。笑)

出会ってから1週間ぐらい毎日私が帰ろうとすると、今日はどこにご飯を食べに行きますかって追いかけてきました。かわいかったなー。笑

私も一回行ってしまえば彼氏のことはもういいかってなっちゃって、食事に付き合ってました。

ぐーちゃんが、抱きつくのはあいさつみたいなもんで事務員のおねーさんにも抱きついてるって言ってたから、私は最近の若者そんな感じなんだーって信じて抱きつかれてました。結局嘘でしたけど。笑

 

そんなこんなで週末ぐーちゃんの家でお酒を飲む事になってお泊まりしました。それからぐーちゃんの家に行く事が多くなって、付き合ってるのか付き合ってないのかわからない状態が1週間ぐらい続きました。

 

私が休みでぐーちゃんが仕事の日、外食やコンビニ飯ばかりだからお弁当を作って持っていきました。この事がすごく嬉しかったみたいで、ちゃんとお付き合いして欲しいとぐーちゃんが言ってくれました。胃袋を掴まれたってやつですね、きっと。笑

私はこの時アラサー、ぐーちゃんは成人になったばかり。結婚を考えないと付き合わないよ、て言ったらちゃんと結婚も考えるって言ってくれたので、お付き合いすることにしました。

 

 

マッチングアプリの彼氏とはおさらばして、ぐーちゃんとの生活が正式に始まりました。私はきょうだいと一緒に暮らしていたのでぐーちゃんのレオパレスに居候です。笑

ワンルームは喧嘩した時が最悪です。私の居場所がありません。自分の家に戻ろうとすると、一緒にいないってことは別れるってことだからねって脅されました。こわっ。

今までの彼氏とは喧嘩した事なかったけど、ぐーちゃんとはけっこうしょうもないことで喧嘩します。でも絶対にぐーちゃんから謝ってくれます。私が家に戻ろうとしてもちゃんと引き留めてくれました。

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付き合って約半年、私のきょうだいが転職をきっかけに引っ越すことになり、ぐーちゃんが空いた部屋に引っ越して来てくれることになりました。これで正式に同棲です。

 

ぐーちゃんは自分は興味がなくても、私が行きたいっていたところはだいたい連れて行ってくれます。文句は言われますけど。

 

一緒に過ごす初めてのぐーちゃんの誕生日。熊本県三井グリーンランドに行きました。その日はイベントで夜まで営業してて花火も上がりました。

ホテルで私から結婚に向けて準備していこうという意味で、4℃のペアリングをプレゼントしました。すごく喜んでくれて結婚してないのに仕事にも着けて行ってました。笑

 

そっから両親にあいさつに行きました。最初ぐーちゃんの方の実家に行ったのですが、事前に親に連絡してなかったみたいでお母さんときょうだいしか家におらず、お母さん目ん玉とびだすんじゃないかってぐらいびっくりしてました。ちゃんと連絡しといてよ、、、

 

私の実家に来た時は、家の前の道路からクリープ現象のみで車を走らせてました。いや、気持ちはわかるけど、、、

実家に着いても私の影に隠れて一言も発せずに汗を流しながらケーキ食べてました。かわいそうなので今日は帰ろうってことで、車に乗ってちょこっと走ったところの空き地でぐーちゃんが車を止めました。言いたい事も言えずにこのまま帰っていいのか、ぐーちゃんの中で戦ってます。

私は電話で言えばいいよとか言いながら、どっちでもいいから早くトイレに行かせてほしかったです。笑

結局実家に引き返して、ぐーちゃんは私の父に結婚をちゃんと考えてるって伝えてくれました。父は戻って来てびっくりしてたけど、うるっときた顔をしてました。私もうれしくて泣いてましたけど、トイレにダッシュです。

 

ぐーちゃんの実家は父がいる時にもう一度行きました。ぐーちゃん父は結婚の覚悟について語って、私は共感して泣いてしまいました。ぐーちゃんは真面目な顔をしてましたけど、ちゃんと聞いていたのかはわかりません。笑

 

 

 

そして両家顔合わせ。ぐーちゃんがしゃぶしゃぶが好きなので寿庵にしようと何店舗か電話してみましたが予約が取れず、奄美の里のイルモーレで食事会をしました。コース料理で1人5000円ぐらいだったかなー。両家の父に婚姻届の証人になってもらいサインをもらいました。

顔合わせのしおりをネットでテンプレートを拾ってきて作って配布しましたが、特に話のネタにはならず、両家の父同士がひたすら喋ってる会になりました。ぐーちゃんはほぼ言葉を発してませんでした。笑

 

入籍ちょっと前、婚前旅行として熊本県の黒川温泉に行きました。玄河というお宿に泊まりました。古民家を改装したレトロなお宿でした。

温泉は新明館の洞窟風呂(脱衣場所も洞窟内でゲジゲジ出た)、美里の露天風呂(蜘蛛の巣けっこう張ってたけどそれ以外は良かった)、泊まっている玄河の家族風呂(家族風呂の入り口と脱衣所が小さかった)に入りました。

街並みの雰囲気はこぢんまりとしてて良かったです。せいろむしご飯やどら焼き、お宿の料理も美味しかったです。

帰りの日は鍋ヶ滝と草千里ヶ浜に連れてってくれました。

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出会ってから1年8ヶ月、同棲をして約1年の7月7日、入籍しました。ちなみに付き合う事になった日は夜中だったので、だいたいの日付しかわかりません。笑

婚姻届の提出とその他市役所での手続きを終わらせて、結婚指輪を買いに行きました。

 

ぐーちゃんから正式なプロポーズはありませんでしたが、いつかニナリッチのダイヤモンドの指輪欲しいなって言ってあるので、きっと出世したら買ってくれるでしょう。(期待はしてない)

 

結婚の決め手は、この人だったら私の事を守ってくれそうだと思ったからです。家では何もしないくせに口うるさいですが、私の事が大好きだって伝わってくるし、歳は離れてますが話が合わないってこともないし、私が怒ったり泣い散らしてもちゃんと向き合ってくれるし、意外と素直で優しいです。

この人と結婚してよかったなって、今のところは思ってます。笑