みちゅの日々の奮闘

わたしの記録。経験がちょっとだけでも人助けになればいいな。

歯列矯正のはなし 装置装着まで

消費税が10パーセントに上がる前の話。

私は子どもの頃から前歯2本だけが前に出ていて、いわゆる出っ歯というやつでした。

 

出っ歯でいじめられたこともないし、子どもの頃はあまり気にしていませんでした。

笑う時も口元の出っ張りを目立たなくするため、口は開けて笑ったりちょこちょこ口元を隠して話をしたり、自分なりに工夫してました。

一度高校生の時に母に連れられて地元の歯医者さんに行った事がありましたが、その歯医者さんが矯正治療を終了するということでその時はしませんでした。

 

20代後半のとある日「歯が痛いような気がする」って事で歯医者さんを探しました。

高校生以来歯医者ってなかったので。笑

歯科矯正にも興味があったので矯正と治療ができる病院を選びました。

 

電話で予約を数日後で取って来たる初診の日。

初めてだったので問診票に歯が痛い事と矯正歯科に興味がある事を書いたと思います。

その日は痛いところを見てもらって、昔治療したところが再発していたので治療する事になりました。

矯正にも興味があるんですかー?って声をかけられて、カウンセリング無料でしますって事でカウンセリングの予約もしてみました。

 

これが、これから長く戦うことになる矯正歯科の始まりでした。笑

結構昔のことなのでうる覚えのところもありますが、ご容赦ください。笑

 

 

 

歯科矯正するにもまずは虫歯の治療を完了させないといけないので、虫歯の治療や歯垢取りなど歯を綺麗にするところからスタートしました。

その間に矯正の方向性を決めて、虫歯治療が終わったらスムーズに矯正を開始できるようにします。

 

1番最初の無料カウンセリングでは、歯の気になるところや矯正歯科ってどんな事をするのか、お金はどのくらいかかるのかなどの話をしました。

そこで歯科矯正すると決断したら、次回で現在の歯の状況の確認します。

 

歯の状況の検査は、レントゲンを撮ったり歯形を採ったりしました。

私が選んだ歯医者さんはこの回で21600円かかりました。

 

検査結果をもとに、治療のパターンやどの装置を付けるかなどの話をする回がありました。

現在の歯並びの写真などを載せた冊子を作ってくれて説明を受けました。

私の場合は顎が小さくて歯の生える場所が無く前に出てしまっているようで、歯を抜かなければ治療を進められないと話をされました。

 

装置は歯の表面に器具を付けるブランケット、裏側に器具を付けるリンガルブランケット、マウスピースをしようするインビザラインが選べました。

ブランケット装置が1番費用が安く期間も短かったので、ブランケットでの矯正に決めました。

あと、できれば目立たない装置がいいので別料金だけど透明のブランケットにしてくださいと先生にお願いしました。

装置を付けている期間は見込みで2年6ヶ月、固定装置の期間は別で見込み3年でした。合わせて約5年!

この回で32400円かかりました。

 

虫歯の治療がひと段落し装置を付けるまでに2ヶ月ほどかかりました。

装置を付ける日、装置代の支払いの契約書のサインをしました。

装置代は透明ブランケット代も入れて702000円でした。

歯科矯正は自由診療になるので、保険は適応されません。

私の場合は、前歯が出ている事で口が閉じず風邪をひきやすいってことで、確定申告をしたら一部お金が戻ってくるって言われました。

たまに歯科矯正で確定申告出すと、審美目的じゃないかって受け取ってもらえないことがあるらしいけどその時は診断書書きますからって言ってくれました。

 

 

私が行っている歯医者さんでは、2年以内に分割でいいので全額払って貰えれば手数料要りませんっていう院内分割支払いと、

クレジットカードで支払って手数料はかかるけど自分で分割の設定をしてくださいねっていう支払い方法の2種類がありました。

私は手数料払うのが嫌だったので、院内分割にしました。

上手な人はクレカにポイント貯めて手数料無料の期間で払うってのも、今考えたら有りだったかもしれません。

 

そして、上の歯だけ装置を付けてもらいました。

下の歯は親知らずの治療が終わってからの予定。

最初は細いワイヤーで固定し、装置に慣れることから始めます。

この日から口内炎との戦いです。

ブランケットに被せるワックスを歯医者さんで貰いました。

口内炎の薬もあったほうがいいです。

 

ワイヤーにいたる食べ物が絡みます。

歯磨きもめちゃくちゃしにくいです。

装置の上下から歯ブラシで磨いて、ワイヤーの内側はタフトブラシで磨きます。

最初は20分ぐらいかかりました。

歯ブラシはヘッドが小さいものが磨きやすいかと思います。

 

矯正を進めていくために、上顎の犬歯の奥左右2本と下顎は生えている歯を抜くと舌の空間が狭くなるとのことで、埋まっている親知らずを2本抜くことになりました。

ちなみに親知らずは4本とも埋まってました。

この親知らずに後々大変な目に遭わされるなんて、この時は思ってもみませんでした。笑

抜歯は自由診療ではなく歯科治療としてやってもらいました。

 

装置を付けて1ヶ月後ぐらい、上顎の抜歯をしました。

先に右下顎の親知らず施術を1回したのですが、話が長くなるので先にこちらの話からします。

この2本は麻酔して普通に抜くだけ。

一気に2本抜きました。

片方の歯が2股じゃなくて3股に分かれてて珍しかったらしく、病院内の人が集まって見てました。恥ずかしい。笑

歯を記念に持って帰りますか?って聞かれたけど、何の役にも立たないですよねってなって歯医者に置いて帰りました。

痛み止めとか化膿止めとかの薬をもらってお会計は4000円ぐらいでした。

薬のせいか痛みはほぼ無かったと思います。

翌日抜いた所の状況確認との事で、また歯医者さんに行きました。